2014-10-28

DENIMの”進化” ”深化”   ×進化?



古着屋のSHOW CASEに並ぶVINTAGE DENIM。
ブームの時より値段は下がったとは言え、何十万と付いたプライスタグを見かけます。
なぜそこまでの価値があるのか?
繊維の世界でも日進月歩で新素材の開発が行われ、ハイテクのナイロン、ダウンなどは
体温を調節したり、雨は通さず、ここ近年の進化は目を見張るものがあります。
しかし、デニムに関して言えば古いものが価値があるとされる傾向が昔からあります。
なぜなら、かっこいいから。
現代のデニムは多くが高速織機で織られ、フラットな表情で、色も染料の進化により
濃度も濃く、中には色落ちもしないデニムもあると聞きます。
確かに、実衣料としてのデニムとすれば素晴らしく進化していて素晴らしい物です。
でも僕らが憧れた、デニムはその物性が素晴らしい物ではありません。
物資の乏しい時代に生まれた作業着として生まれたデニムにアメリカを感じ、かっこいい
と感じるから。
そこで現在の裕福な時代で織機も、染料も、糸も進化した時代に、この物資が乏しい時代の
デニム生地が作れないものか?
そこからこのプロジェクトは始まりました。


まず、アメリカ、サンフォーキン産の綿を使用します。
現在は枝の上に咲いた綿のみ刈取りしますが、物資の乏しい時代同様に枝から落ちて地面の上に落ちた綿まで採取して紡績します。
その為、地面の不純物も微量ですが混ざります。その為インディゴに染める際に微妙なムラや
織る際の凹凸感が生まれてくるのです。
またインディゴ染めも当時と同じ染料を使用します。この染料は全然濃く染まりません。
但し現在は水温管理や染め窯の管理も精度が上がっている為、どうしても綺麗に染まって
しまいます。その為この色味を出すために一年掛かりで試行錯誤の結果、ようやく納得のいく
色味に仕上がりました。緯糸は当時と同じグレーの糸を使用し、表面濃度を出すために使用しています。
10.5ozのこのデニムは当時はカバーオールなどワークジャケットなどに使用されました。
F.O.B FACTORYではVINTAGE REPLICAを作りたいわけではありません。
MEN’S WEARの今の気分を大事に新しい物作りを目指し、今回はTRENCH COATを
製作致しました。
カジュアル過ぎない、エレガントなAラインが特徴で、オーバーコートはラグランスリーブが
多いですが、前身はセットインスリーブの切り替えにし、スマートなラインに見える様構築して
います。もちろんJKを着た場合も腕の上げ下げは行いやすいパターンになっていますが
、カーディガンの上から軽く羽織って、空気を包むような着こなしが一番のおすすめです。
それにより、このデニムの素材感が栄え、何とも言えないデニムの色気を演出する事でしょう。
秋も深まってきました。こんなデニムを羽織って紅葉を見に出掛けるのもいいですね。






F2313 DENIM TRENCH COAT  #28 (DENIM ONE WASH)  ¥25800(¥27864)

F1141 RELAX COLOR DENIM 5P  #69(WHITE)                    ¥14000(¥15120)